昨日は帰宅して夕食を用意しおわったら、くたくただった。が、夜、虫をみつけに行きたいと言う小次郎に付き合って、8時頃近くのくぬぎの山へ。あまり乗り気ではなかったが、子供の好奇心を口先で退けることもできないから仕方ない。しかし小次郎、行くなりいきなりコクワガタをGET。さすが!
私が乗り気でなかったのは疲れのせいだけではなく、実は怖いからだ。ムシが。普通の虫は問題ないのだが、足がいっぱいある系のムシとクモがだめ。地面をはいずっていたらどうしよう、肩に落ちて来たらどうしようと思うと体が縮こまる。おぼつかない足どりで
「小次郎〜…、怖いよ〜…、手つないで〜…」
と言ったが相手にしてもらえなかった。
幸いなことに、そのてのムシは全く見当たらなかったが、セミはやたらとたくさんいた。1本の木に何十とべたべた張り付いている。節操のないブローチのようだとそんな様子を眺めていたら、突然背中に何かがボトン!
「ひゃーーーーっっっ!!!」
ぐるぐる回りながらはたき落とすと、それは単なるミンミンゼミだった。勘弁して〜。
結局、捕まえられたのは最初のコクワガタだけだったが、小次郎は満足だったようだ。johanが言うには、夜行性の虫は早朝が一番いるのだそうだ。今度トライしてみるかな。
子供たちがよく遊びに行くくぬぎの山は、今年の始め頃、半分がばっさりと切り倒されてしまった。ある日のこと突然緑を失った山と空を見た時は、しばらくうまく呼吸ができなかった。いつも私が飛んで行ってた木々のざわめきはもう…。今年、来年と、カブトムシやクワガタは激減するのだろう。あれから半年以上たつが、山は宅地造成するわけでもなく放置されている。春先には立派な切り株から新しい芽が出た。小さかった芽も、梅雨を抜け、暑い夏を経て、今や青々と繁っている。なんという命の力強さ。
小次郎と家に帰り、こんもり山となった洗濯物を家族総出でたたんで片付けると、時刻はもう9時を回っていた。昨日はサッカーの練習で帰りの遅かった小太郎は、やっと一息ついて本を読もうとした途端、寝る時間。
「全然遊ぶ暇ないよ〜…。」
とふてくされる。
「仕方ないでしょ。昼間はいっぱい遊んだでしょ。働かざる者食うべからず。」と、ベッドに追いやる。と、今度は小次郎が、
「風がひゅうーひゅうーって言って、ぼく怖くて眠れない。」
私も風の音が怖くて寝付けないことがある。親子だとこんなところまで似るのだろうか。とりあえず、子供部屋は窓を閉めて寝ることになった。
すると深夜、小太郎と小次郎が
「暑いよ〜っ」
と、揃って私の布団へ転がり込んできた。
「窓開けなさいよ」
と言った時が、彼らは一瞬で眠りに落ちていたようだ。私はしばらく後、子供の熱さと寝相の悪さに我慢できず、枕を持ってリビングへ逃げ出した。おかげでしっかり眠れなかったではないか。へとへとだったのに。もう、勘弁してちょうだい。
今朝になって夜中の事を知った小三郎は、むくれ顔。
「いいなー!ママと一緒に寝て!いいなー!」
…一緒に寝てません。
今日は病院だった。いやはや暑い。炎天下、自転車に乗っていると、肌がジリジリ音をたてるようだ。駐輪しておいたらサドルがあっちっちになっていて、お尻が火傷しそうなほど。この暑さと、地震による刈羽原発停止の影響で、東京電力は逼迫しているそうだ。発電所関係の仕事をしているjohanも毎日へろへろになるまで働いている。我が家一軒だけが頑張ったところで、どうなるものではないとは分かっているが、節電に努めている。
本当に、いつまで続く、この暑さ。勘弁して。
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